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ぷろどおむ

Author:ぷろどおむ
元サッカー少年。今はしがない化学屋です。

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プロピレングリコールはどのくらい怖いのか
ふたたびコメントをいただいたのですが,いろいろな誤解を元に不安に駆られていらっしゃるようなので,再度エントリとして説明させていただく事にします。コメントの通りに説明しようかとも思ったのですが,適当に話の順番を変えさせていただいております。ご了承下さい。

では、ラウリル硫酸ナトリウム・PG・エデト酸塩・水酸化ナトリウムなどが安全とおっしゃるんでしたら、『動物実験』はなぜ行い、なぜ動物が死ぬのでしょうか?


この点誤解している人が多いのですが,「危険だから動物実験をしている」のではありません。「どこまでなら安全なのかを知るため」の動物実験です。

この世の中に存在しているものには,すべからく「許容量」というものが存在します。日常的に摂取し,万が一摂取量が不足してしまえば生命活動を維持する事ができなくなるようなもの,つまり塩や水にも許容量が存在し,許容量以上を摂取すれば,最悪の場合は死に至ります。たとえ日常生活で普通の摂取量であれば問題ない場合でも,今現在の使用量が「上限ギリギリ」なのか,「まだ上限まで余裕があるのか」ということを知っておく事は大変重要です。そのため,たとえ日常的な使用量においては安全だとわかっているようなものでも,「何らかの悪影響が出るまで大量に摂取」させ,本当の安全の上限を知るために行われているのが,現状の動物実験なのです。

もちろん物理的に実験不可能な量(実験動物が食べきれないほどの量とか)まで達しても,何ら悪影響が見られない場合もあり,その様な時には「○○以下であれば」というような表記をする場合もありますが,動物実験による毒性試験というのはそう言うものです。「この商品は安全だから動物実験をしていません」などと謳っている会社も最近はちらほらあるようですが,その様な会社は安全までのマージンを調べるという大切な作業をサボっているだけで,とても誠意ある製品開発をしているとは思えません。思いこみと他社の実験結果以外の何を根拠に安全を担保しているのか,はっきり説明していただきたいものです。

ちなみに突然仲間入りした水酸化ナトリウムですが,この中で,これだけは正真正銘の劇薬で非常に危険な化合物です。取り扱いにはくれぐれもご注意下さい。

あと、ラウリル硫酸ナトリウムが発癌性物質です。


これまでにラウリル硫酸ナトリウムに発癌性があると認められた事はありません。もしその様な情報に関する一次情報をご存じの方がいらっしゃいましたらお知らせ下さい。

PGは、染色帯異常・脳、肝臓、心臓、腎臓の障害・赤血球の減少をもたらすもので、男性は主に肝臓や生殖器、女性は胸や子宮や卵巣と油分の多いところに溜まる成分です。


こちらがプロピレングリコール(PG)のMSDSです。

この中の「9.物理的及び化学的性質」という項に「オクタノール/水分配係数:log Pow = -0.92 ~ -1.32」という記述があります。これは,オクタノールと呼ばれる人間の油っぽい部分に近い成分と水の両方が存在する状態のところにプロピレングリコールを溶かし込み,良く振り混ぜて静置すると「オクタノール中には全体の1/10前後しか存在できない」という意味です。もちろんこれは密閉した容器中の話ですので,血液のような流れのある状態ですと,血管壁や他の油っぽい部分のそばを水を大量に含んだ血液などが洗い流している状態になりますので,随時90%前後のPGがそこから洗い流されている格好になります。ですので,PGの化学的性質を考えると,PGが人間の油分の多い部分に蓄積すると考える事は非常に困難です。

最近よく地球温暖化が原因で北極と南極の氷が溶けていると騒がれていますが、確かに温暖化の原因もあると思います。
PGは自動車のラジエーターが凍らない為に使われる不凍液ですから、北極・南極の氷を溶かす原因にも実はなっています。


失礼ながら不凍液の原理はご存じですか?こちらにPGを主成分とした不凍液の宣伝がありますが,PG以外のものも加えて性能を上げたはずの市販不凍液ですら,10%程度の混入では1~2度融点を下げるのが精一杯です。PGの雨が南極圏に降り注ぎ,北極海がPGの海になっているというのであれば別ですが,PGが北極・南極の氷に影響を与えるなどという想像はあまりにスケールが多すぎますね。まさしく,「杞憂」の語源となる逸話を思い起こさせるようなお話だと思います。

何に気付いていただきたいかと申しますと、PGは『人体だけではなく環境破壊も知らない間にしている』ということに一人でも多くの方に気付いていただきたいなぁという強い願いで書かせていただいてます。


というわけで,ご心配する事は無いかと思いますので,どうぞご安心ください。

残念ながら何年前のことかは忘れたのですが、過去にこんな事件が朝日新聞か毎日新聞のどちらかに取り上げられていました。
主婦が容器を捨てるためにグラスに残りの少量の洗剤を台所に置いてたところ、サラリーマンが酔った状態で帰宅し、謝って飲んで死亡した事件があります。


数十年前に起きていた農薬誤飲事故などならいざ知らず,現在流通している製品でこんな事故が起きたというのはにわかには信じがたい出来事です。ぜひ,一次情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら,お知らせ下さい。

そして、2000年に三宅島地震で島民が4年ぐらい離島した時、後でわかった事実ですが、昔、三宅島の周りの海は珊瑚が沢山あって有名だったのですが、地震が起きる前はほぼ絶滅状態でした。が、4年近く人間が生活雑排水を流さなかっただけで、珊瑚が復活しました。
環境破壊していたのは生活雑排水だったんではないのでしょうか?


調べてみましたが,火山噴火により相当なダメージを受けたものの,予想より速い速度で復活しているという話は見つけられたのですが,それ以前に絶滅の危機に瀕していたという情報は見つけられませんでした。こちらについてもどなたか一次情報をお持ちであればご提供いただければと思います。
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テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術

気になる化学リスク | 11:16:52 | Trackback(0) | Comments(24)
コメント
素晴らしいです。
前回のコメントで、『水酸化ナトリウム』と書きましたが『水酸化アルミニウム』の間違いですm(__)m
すいません!
おそらく書籍やインターネット情報で知った情報を書いていただいたんでしょうが、別に皆さんがどちらを信じても良いと思います。実際に日本の経済を大きく支えている一部はゴールデンタイムのCMなどを思い出して頂いたら分かるとおり日用品を扱っている企業ですし、真実が暴露されると世の中が大パニックになりますもんね。
だから、国民は建前の情報を簡単に入手して安心を得るしかないのだと思います。私もその一人でした。
でも、冷静に考えて頂いたらご理解していただけるとは思いますので書いておきます。
身の回りのモノは石油製品で作られているのが多いので、モノ作りをすると『石油カス=ナフサ』が大量に出ます。このナフサは処分をしないと有害なモノになるので、以前は莫大な費用をかけて有害にならないよう処分していました。でも低コストにする方法を見しました。ナフサに少量の化学薬品を入れることで、『ラウリル硫酸ナトリウムやPG』などが出来ました。これらを水と油が分離しているところに入れると混ざって『乳化剤』になり、そこに香料などを入れて、シャンプーを始め、低コストでモノ作りをするように世の中はなりました。
結果、ナフサを再利用したモノを使う前の人達の中で、ガンやアトピーの方は滅多にいなかったのにも関わらず、1950年頃以降は、少しずつ増加していって現在は、ガンやアトピーの方がかなりの確率でなっている方が現状です。
もちろん、日用品だけがガン・アトピーなどの原因ではないですが全く因果関係がないわけではないと思います。 
実際に、ラウリル~などが入っていない日用品を使い始めてからはアトピーや生理不順が治っている私や身近な人がいる事実があるわけですし。

動物実験を行う理由が、どこまでなら安全なのかを知るためとおっしゃってますが、動物実験をしている方々と連絡が取れるなら
『Q.動物実験しているから安全なのですか?』
と聞いてみると良いかもしれませんね。
たぶん、
『A.基準をクリアーしている、問題ないです。』
みたいなコメントが返ってくると思いますので、シビアに『長期的に使った場合、人体への影響は??』って聞くと良いかもしれませんね(笑)
安全の見解は人によって当然違います。
国が認めているから大丈夫と思う人と私みたいに国が認めていても洗い流さず放置していたら動物が死ぬ可能性があるような成分が入っているのが論外と思う人とに分かれますよね。
あと、日用品を飲んで死んだ事件は、2000年くらいの4月でごく最近で昔ではないです。
『植物物語』という商品名のモノが無くなった真実や、『朝シャン』をイメージさせるようなCMを政治がストップさせた真実などを知ったら、どれだけ酷い国かわかりますよ。
実際にアスベストも昔から危険なのを業界の人らが主張していたのに、問題ないと何十年もスルーしてきて、今頃になって危険とコロッと言い出した国なので気付いていただけるかと思います。
2008-07-19 土 19:41:29 | URL | こばん [編集]
毎回コメントありがとうございます。
ラウリル硫酸ナトリウム(SDS)がどのようにして作られ,必要とされてきたのかという辺りはちょっと検索していただくといろいろ書かれております。SDSが最初に使われた合成界面活性剤ではありません。それ以前に使われていた合成界面活性剤が環境負荷が高く,毒性もあまり低くなかったため,新たに開発が進められ,その結果としてSDSが広く使われるようになったのです。非常に面白いストーリーが隠れておりますので,ぜひお調べ下さい。

また,ガン患者が昔に比べて増えているわけではないという話は,以前のエントリ(http://preudhomme.blog108.fc2.com/blog-entry-13.html)に書かせていただいております。こちらについても,ご興味のある方はご参照下さい。

洗剤との相性はいろいろあると思います。どこかのエントリで書かせていただきましたが,私の場合もその辺の相性には悩まされてきておりました。私の場合は特に石鹸(手作り石鹸含む)がダメです。使うと覿面に肌が荒れ始めます。また,久々に名前を聞いた(廃版だったんですね)「植物物語」も,試しに使ったら三日で湿疹が出始め,使用停止後も治るまで二週間以上かかり大変だった思い出があります。今は某大メーカーから出ている「お肌にマイルド」をうたい文句にしている製品でシャンプーからボディシャンプーまでそろえています。普段はこれで何とかなるんですが,仕事で三日以上出張しなければいけない時は,マイボディソープが欠かせません(^^; 相性のよいものを見つけるまでの苦労は本当にしんどかったですね。こばんさんも,相性のよいものが見つかったようで何よりです。

動物実験の件ですが,誠実な方であればあるほどその様な回答になるでしょう。なぜなら,「絶対の安全」など存在しないからです。エントリにも書いてますが,塩や水ですら許容量を超えて摂取すれば命に関わります。動物実験は安全を証明するのではなく,「安全な用法・容量範囲を証明する」ためのものなのです。なので「用量・用法をお守り下さい」となるわけです。洗い流して使うべきものを,塗布したまま放置して肌が荒れたと言われても,正直困るでしょうし,そういう範囲までの安全を保証しろと言われてもできるわけがありません。家電商品だって,分厚い安全関連のマニュアルがありますよね?それに海水だって,海水浴後洗い流さなければヒリヒリしてくる人は多いんじゃないんですか?(ちなみに私はそうです)こばんさんの論法で行くと,「ヒリヒリしてくる可能性のある海水浴なんてとんでもない」ということになりますが,そんなこと言われても困りますよね。

あと誤飲して死亡した事件の件もそうですが,たくさん情報をいただけるのは非常にありがたいのですが,ぜひその情報の信憑性を確かめるための情報もセットで教えていただけると非常に助かります。今現在の状態ですと,検証が全くできないので何とも判断しかねております。よろしくお願いいたします。
2008-07-19 土 23:03:40 | URL | ぷろどおむ [編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008-07-20 日 05:46:46 | | [編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008-07-20 日 05:48:26 | | [編集]
ぷろどおむ氏の主張3
(I)そもそもあらゆる物質には致死量がある。食塩にも。せっけんにも。
(J)動物実験とは安全の上限を知るために行うもの
(K)だから動物実験の有無と安全性の間に相関はない
(L)むしろ動物実験していないほうが怖いかも
(M)水酸化ナトリウムは普通に劇物。ていうかさりげなく混ぜないでください
(N)(14)の根拠がないことを指摘
(O)MSDSによる(15)への反証
(P)不凍液データによる(25)への反証
(Q)昔ならともかく最近の話で(22)は知らない
(R)(18)についてもデータを求む

こばん氏の主張3
(26)(11,M)にある水酸化ナトリウムは水酸化アルミニウムの誤りであった
(27)書籍もインターネットもテレビも信用できない
(28)合成シャンプーは不用なナフサ処理のために存在する
(29)ガンやアトピーが増加したのは(28)のためである
(30)個人的事例の繰り返し
(31)動物実験の定量性は受け入れられないとの主張
(32)(22,Q)の事件は2000年ぐらいの4月である、
(33)『植物物語』という商品はなくなった
(34)朝シャンCMはストップさせられた
(35)(33,34)は闇の勢力によるものである
(36)アスベストの害を隠していたのも闇の勢力である


ぷろどおむ氏の主張3.1
(S)(28)は誤った歴史認識である
(T)(29)は誤った統計理解である
(U)個人的事例は根拠にならない
(V)定量性を受け入れないのは理屈に合わない
(W)思い込みを垂れ流すだけじゃなくてソースも出してね
2008-07-20 日 21:02:39 | URL | u!M-u!M [編集]
ここまでの総括
話題は動物実験の意義(というか定量論)に移行してます。こばん氏は(3)の「ドイツでは使用禁止」の根拠を出すことがまったくできず、また(1)の危険性についても主張した端から反証を出されるためか、確認が困難な事例をばら撒いて話を発散させようと努力しているようです。
そろそろ(2)のあてこすりを撤回すべきではないでしょうか。

それにしても、(27)の宣言はひどいですね。自分の個人的経験と思い込みだけを信じてそれに反論するのは闇の勢力とそれにだまされた人ってことでしょうか。だったら最初にそう書けばいいのに。
「こばんです。私は客観的な根拠は採用しませんがあなたは間違ってます」って。

(31)なんですが「洗い流さず放置していたら動物が死ぬ可能性があるような成分」って食塩の半数致死量は体重1kgあたり10gらしいですよ。食卓塩一瓶を犬の口に突っ込んで吐き出せないようにしたらそれだけで死ぬんじゃないかと思いますが、こばんさんは塩も論外ってことでしょうか。エチルアルコールを牛乳瓶3本も飲んだら人間死にますが禁酒します?
それにしても(32)のニュースが気になります。半世紀前のライポンF事件を引っ張ってきただけの記事じゃないですかね
ちなみに(33)は意味不明。「植物物語」普通に売ってますよ?これも真実が暴露されると実はなくなってたりするんですか?
(34)も「真実」がみあたりません。ていうか書籍もネットもテレビも信じないのにどこから真実を引っ張ってくるんですかあなたは。
2008-07-20 日 21:12:32 | URL | u!M-u!M [編集]
u!M-u!Mさん相当怒ってるみたいですね(笑)

色々と誤解をされてるみたいですので、書きますね。
テレビは数字を取るためなら、嘘でも何でも放送するんですよ、人脈探して直接確認されてください。

インターネットは情報が氾濫し過ぎていますので、簡単な検索には便利ですが、専門分野などには適していませんよ。上流社会にしか回らない情報というのが、あるんですよ。残念ながら。
書籍についてですが、全てを信じないとは私も言っておりません。安全に関するレベルの低い『日本』の書籍のみです。

(31)のu!M-u!Mさんの意見は屁理屈にしか私には理解できません。

植物物語がまだ売られているなら生産元に問い合わせて聞いてみるといいんじゃないですかね?これからもずっと作られるのかどうかを。

真実はインターネットでは確かめることは無理ですよ。自分が上流社会に身をおけばおくほどわかりますよ。
2008-07-20 日 22:37:49 | URL | こばん [編集]
こばん氏の主張3.1

(37)u!M-u!Mは怒っているように見える
(38)テレビは嘘ばかり。インターネットは専門分野の情報に乏しい。日本の書籍は信頼しない
(39)上流社会にしか回らない情報がある。
(40)定量論は屁理屈だと思う
(41)植物物語は消滅するはずである。根拠はないがお前が調べろ
(42)自分は上流社会にいるのでわかってます

ああ上流社会の人だったのですか。なんという格差社会。
なんですか上流社会って。闇の勢力のことですか。それとも科学や安全の専門家って意味ですか。
あなたはそのどちらでもないはずなのでわけがわかりません。

もし私が怒っているように見えるのであれば、あなたがいいかげんな根拠(1)(3)であてこすりをした上、その根拠が覆されても反証を示さないまま、嫌味を撒き散らしつつ話を関係ないほうへどんどん広げてのらりくらりと逃げ回っているからでしょう。

繰り返しますが反証が出せないのならあてこすりを撤回するかしたらどうですか。
2008-07-21 月 18:33:11 | URL | u!M-u!M [編集]
安全の見解は人によって違いますので、u!M-u!Mさんはあなたの考えを貫き通せばいいだけですよ。
私も、誰だか知らない人に最後まで付き合う気は最初から全くなく、ただ空いた時間で暇潰しをしていただけですし、あなたに理解してもらおうとは思っていません。ただこれから10~20年間の間に色々な変化が起きてくると思いますので、その時にどうぞ気付かれてください。

いくらでも私の批判を気が済むまでされてください。
2008-07-21 月 21:59:11 | URL | こばん [編集]
せっかく人がライオンに長距離電話して植物物語に販売終了の予定がないことを確認してきたのに勝利宣言ですかそうですか。

ふりかえってみると、これだけテーマをあげておいてただの一つも裏付けのある話がないってのは情けないを通り越してびっくりですよ。
2008-07-22 火 11:10:40 | URL | u!M-u!M [編集]
前のエントリにはこういうコメントを書かれてるんですけどね。
>何に気付いていただきたいかと申しますと、PGは『人体だけではなく環境破壊も知らない間にしている』ということに一人でも多くの方に気付いていただきたいなぁという強い願いで書かせていただいてます。

まさか
>ただ空いた時間で暇潰しをしていただけ
だったとは。ええ、鈍感だったので全く気付きませんでした
2008-07-22 火 19:59:55 | URL | 1人の名無し [編集]
安心ならともかく、安全の見解に個人差があっては困ると思うんですが…
理学や工学を勉強した人でさえしばしば安全と安心を混同していますけど。
理屈で説明しても、「でも不安(心)だから」と返してくる人に説明するのって本当に難しいですね。
2008-07-23 水 21:05:29 | URL | tom [編集]
プロピレングリコールがらみで,もう一つエントリを書いています。
http://preudhomme.blog108.fc2.com/blog-entry-78.html

ご興味があれば,こちらもご覧下さい。
2008-12-05 金 20:59:19 | URL | ぷろどおむ [編集]
しばらく経っていますが
化学物質をはじめ、原子力も含めて人が作り出したリスクへの対処は非常に難しいものです。自然災害であれば科学的に受け入れるしかないリスクも、人為的なものであれば、それを0にすることが最良であることは言うまでもありません。

しかし、それが様々な要因で難しく、何かと引き換えにリスクを背負うことを選択する場合も多いです。トレードオフも多元的になるほど立場も多様になり、結局パンドラの箱としか言いようがない状況に陥ってしまう場合もあるでしょう。

PGに関して、少し前に私が愛用しているブランドの商品に意図せず混入していたようで、回収騒ぎになりました。Demeterや野生、オーガニックの植物を用いて、植物由来の合成品も一切使わずに仕上げた化粧品ですが、PGや合成着色料が混入してしまったようです。最終的に、製品中に0.39%混入していたようで、メーカーは人体に何ら問題はないといいますが、わざわざ高い金を払って消費者がその商品に求めたのは、科学的な安全性ではなく、それを超えた安心のはずです。

科学は万能ではありません。歴史もそれを証明しています。
ただし、科学的な説明に比べ、非科学の世界はヒステリックやはたまた全体主義に傾きやすいのが難です。
結局、科学的な安全性の根拠が、曖昧な感覚で受け入れられないというのはどうしようもありませんし、そのような人達に安心を提供する商品は必要なのだと思います。

そこで大事なのは、他方を批判しないこと。PGが嫌ならば、自らの選択に反映させればいい。環境という広いスケールを本当の意味で考えだしたら、人間社会は崩壊してしまいます。それを理想とするディープエコロジストもいるわけですが、現実的には様々なトレードオフのもと、必ずしも理想通りとは行きません。

化学物質の環境毒性の1つの基準は生分解性でしょうね。この点ではプロピレングリコールはまったく問題がありません。

2009-02-04 水 19:03:34 | URL | ぽっぽぽ [編集]
>ぽっぽぽ さま
コメントありがとうございます。

仰るとおり,科学的な安全性を受け入れられない方が「より安全そうなもの」にコストをかけることは自由だと思います。

しかし,残念なことに,これまでその方面に関する知識が無かった方に対し,根も葉もない与太話で脅かして高額な商品を買わせようとする悪質な業者は後を絶ちません。このブログが,その様な被害に遭わずに済むように,自分なりの判断をするための一助となっていただければと思っています。

「科学は万能ではない」とは良く聞く話ではありますが,それは未到達な部分が数多く残されているだけであって,「科学がこれまで歩んできた道が否定されるわけではない」ことだけは強調しておきたいところです。残念ながら,このブログでしばしば批判している主張の内容は「これまでの科学をひっくり返す」ような内容のものがほとんどです。インチキな商売に引っかからないためには,この点に十分な注意が必要だと思います。

蛇足ではありますが
>それが様々な要因で難しく、何かと引き換えにリスクを背負うことを選択する場合も多いです。

少なくともPGに関しては,心理的要因以外のリスクは無さそうに思います。
2009-02-04 水 19:35:21 | URL | ぷろどおむ [編集]
ぷろどおむ様

早速のご返信に感謝します。

>しかし,残念なことに,これまでその方面に関する知識が無かった方に対し,根も葉もない与太話で脅かして高額な商品を買わせようとする悪質な業者は後を絶ちません。

ここが厄介なところです。「自分なりの意思であったり価値観で行動すればよい」のですが、その考えは何かによって刷込まれたものである場合が大半です。それを元にさらに自分なりの考察を加えて納得した上での行動ならばまだし、多くは表面的な情報に流され、盲目的なある種の「信者」になってしまっているように思われます。

先の書込みでも触れましたが、一度科学から外れると、論理の飛躍どころではなく、いかようにも話を作れるために、オカルト臭が滲んでいる場合も少なくないですよね。

確かに、PGはそこまでぎゃーぎゃー騒ぐべきものでも無い気がします。
ただ、FDAの発表は気になりますが。

ここからは蛇足ですが、アスカコーポレーションという化粧品会社は胡散臭さの固まりのような会社です。
以前使ってみた事があったのですが、その主張は矛盾に満ちていてとても使い続ける気にはなりませんでした。なかなか面白いので少し紹介しますね。

・環境に優しい
合成ではないから、環境を汚す事も無いし、人にも安全。鶏のトサカなども有効利用して、ゴミ削減。
→これでもか、というほどのひどい過包装です。外箱いりは当たりまえ、ボトルは無駄に凝りすぎていて、60mLの容器が通常の会社の100mL容器よりも大きいほど。実際、容器の割合の方が内容量よりも圧倒的に大きい。この無駄な容器の要因はエアレスボトルによるものが大きかったのですが、最近は西洋大根エキスの防腐効果でエアレスボトルでは無くなり、少しはシンプルになったようです。しかし、本来のキャップの上に装飾用のキャップがかぶせてあったり、いまだ外箱は無くならなかったりと、環境に優しいと謳うには無理がありすぎる。

・天然だから安心
 この会社の天然というのは、石油以外の天然物を元にした合成品も含まれるようで、合成の界面活性剤やポリマーも普通に使われています。由来が(やし油)と書かれているだけで、消費者は安心してしまうのでしょうか。また、なぜか石英は天然だそうで、石油系はダメだが、シリコンオイルはOK、という不思議な主張をしています。

・他のオーガニックメーカーは本当はオーガニックではない
 オーガニックと謳っていても、実際は僅かな成分しかオーガニックではなく、防腐剤や合成物質が入っている。
→全てがオーガニック由来ではなくてもオーガニックと謳っているのはこの会社も同じです。

・他の高配合は実際僅かしか入っていない
 化粧品で高配合と名乗れるのは、1%以上(0.1だったかもしれません)で、僅かの配合量でも高配合と表示できる。当社のものは、原液100%。
→当然溶媒を用いているわけで、原液100%というのは非常に語弊のある表現です。また、5%程度の濃度で原液と謳っている商品もあります。そもそも、成分濃度を訪ねても、教えてもくれません。

と言った具合で矛盾に満ちているのですが、激しい他社批判にだまされてしまっている消費社は多いようです。
2009-02-04 水 20:57:48 | URL | ぽっぽぽ [編集]
こばんさんってシナリー化粧品かなぁ。
現在知人に勧誘されてるんですが、
こばんさんのおっしゃってることまんま言われて半分脅されるかんじで、、、
そんでこちらを読んですっきりしました。

確かにいい商品なんでしょうが、高額で続ける自信もないし
シナリー買うのはやめときます。笑

ありがとうございました☆
2009-12-20 日 23:01:39 | URL | むー [編集]
Re: タイトルなし
むー さん,コメントありがとうございます。

> こばんさんってシナリー化粧品かなぁ。
> 現在知人に勧誘されてるんですが、
> こばんさんのおっしゃってることまんま言われて半分脅されるかんじで、、、
> そんでこちらを読んですっきりしました。

勉強不足で初めて聞いた名前だったので,早速検索してみました。
こちらの会社(http://www.sinary.jp/index.html)でしょうか。

どうも天然信仰の強い会社のようですね。成分表を見てみたら,思いの外いわゆる合成界面活性剤が使われているようなので(^^; ちょっと驚きました(参考:http://www.sinary.jp/products/sinoise/a1/el.html

たぶんストーリー的には,「天然素材(ヤシ)由来だから大丈夫」というストーリーなのだとは思いますが,いささか筋が悪いとしか言いようがないですね(^^;

いわゆる「天然由来のラウリル硫酸ナトリウム」みたいな話については,以前エントリに書きましたので,ご興味があればぜひ。(http://preudhomme.blog108.fc2.com/blog-entry-37.html 「植物性合成界面活性剤」とは )
2009-12-21 月 10:11:59 | URL | ぷろどおむ [編集]
論点がおかしい
致死量でもってのみ安全安心を語るのは極論による詭弁でしょ。
異物摂取で怒りっぽくなったり、皮膚が弱くなったりして日常生活に支障がでる人も大勢いるわけですからね。
2010-08-06 金 09:35:09 | URL | TS [編集]
電子タバコリキッドの主成分であるPGの安全性を調べに来たのですが安全そうですね。
非常に役に立ちました。
2011-01-21 金 02:02:40 | URL | 匿名希望 [編集]
Re: 論点がおかしい
TSさん,コメントありがとうございます。

リンクが切れてしまっていたので別のものをご紹介させていただきます(http://www.agc.com/chem-msds/pdf/00150_07.pdf)が,プロピレングリコールのMSDSはご覧いただけましたでしょうか?致死量だけではなく,その他の様々な性質についても細かく調べられ「どの程度の濃度・量・用法なら安全なのか」「どのくらいの濃度のものをどのように使うと人体に影響が出るのか」というデータがきちんと掲載されています。

化学物質に限らず,世の中にある様々な物質は致死量だけで安全安心が語られているわけでもありませんし,無限の安全性を訴えているわけでもありません。逆に言えば,単なる水や食塩ですら健康被害が発生する量というものが厳然として存在しているのですから,無限の安全性を訴えているものの方が信用度は低いと考えた方が適切です。

ぜひ用量用法をご確認の上,より快適な生活のために適切にご使用いただけますよう御願いいたします。
2011-03-16 水 11:09:54 | URL | ぷろどおむ [編集]
通りすがりですが、ここでの議論を見ていて考えさせられました。

人間に対する直接的な被害というのは、数千年、数万年程度の長い目で見ればほんの一部の被害に過ぎないのではないでしょうか。

自然界中には生物の出す物質も含め、現在の測定機器で対応できず、そもそも発見されてもいない物質が沢山あると予測されています。
このような化学物質の交流によって、それら化学物質自体の働きも変化し、またそのような連鎖があらかじめ順序だって決まっている場合もあります。

なぜなら、基本中の基本ですが 生物は34億年以上それらの反応を繰り返し体験し、その環境を意図的に操作する体を持っているからです。

このような 学者によってまだ未解明でそもそもシステム自体がどうなっているかについても未開である情報がある現在、化学物質はできるだけ自然界に放出しないように心掛ける事が必要であるというのは科学者の共通意識であるのではないかと思われます。

ここの議論では現在存在している人間に対しての直接的で, また現在での科学的手法で実証できている影響のみを考えておられていました。

しかし、当然のように 現在生きている人間や、またこの数万年の人類の有史で知られている期間は 生物学的時間においては 一瞬でしかありません。
この百年ほどの科学の研究の成果のみで測れる安全というのは、少なくとも生物の長い進化の歴史の上で起こった、莫大な量の反応のぶつ切りを浅いレベルで見ているのみにすぎません。

ですので、人間に直接の影響があるといったレベルで化学物質を自然界に放出する事はできるだけ抑えるようにしていくべきだと思います。
通りすがりですが、また基礎的な見解でしたので ご存じかもしれませんが あまりに人間の直接的な危害のみを考えた議論でしたので、書かせていただきました.
2011-05-21 土 16:31:49 | URL | ST [編集]
初めまして。

プロピレングリコールの何が悪いの?と思いながらさまよって、辿りつきました。
こちらのブログが一番面白かったです。ありがとうございます。

私自身アレルギーで、どんな宣伝文句があろうと使ってみないと分からないと思っているのですが、結果私のアレルギーには、PG入り化粧水はあまり関係なさそうです。
入っていてもいなくても、アレルギーが出たり出なかったりです。

最近犬を飼いだしたのですが、アレルギー持ちで診察料が高いので真剣に悩んでおります。
エトキシキンという酸化防止剤が非常に悪いと聞いたのですが、
正しい情報が少なくて困っております。

枯葉剤の酸化防止剤として使われたという話が流れていますが、実際に使われていた確たる証拠が見つかりません。
何かご存知でしたら教えていただきたいと思い、初めてなのに不躾で申し訳ございません。

枯葉剤の成分は、一番撒かれたものはジクロロフェノキシ酢酸とトリクロロフェノキシ酢酸の混合で、トリクロロフェノキシ酢酸を作るときにダイオキシン(TCDD)が副産物として出来て混入していたそうです。
枯葉剤に酸化防止剤が必要なのかどうか、それすらわかりません。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

また、質問する場所が分からなくてこちらに書かせていただきましたが、適した場所がありましたら書き直します。申し訳ございません。

2011-10-11 火 15:42:18 | URL | どい [編集]
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2013-11-22 金 17:02:51 | | [編集]
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