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ぷろどおむ

Author:ぷろどおむ
元サッカー少年。今はしがない化学屋です。

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公平・中立な立場とは
両方の意見を同等に尊重することではなくて,なるべくバイアスをかけずに両方の意見を吟味しようという心がけのことだと思う今日この頃。

明らかに間違っていたり誤解しているだけの意見Aを,傍証まで含めてきちんと議論されている意見Bと等価に扱うのは,意見Aに対して大きなポジティブバイアスをかけている,つまりかなりひいき目に見ているのといっしょではなかろうか,と。

公平とか平等というのは結果を等価にするのではなくて,結果にいたるまでの評価によけいなバイアスをかけずに行うことのはず。明らかに劣っている一方を,勝っているはずの他方と同等に高く評価するのは,公平でも平等でも何でもないわけです。

ところが「自分は中立です」と宣言し,そうあろうとする人ほど「結果の平等の落とし穴」にはまっている人が多い気がするのは,気のせいでしょうか。

エコナ絡みでそんなことを思ったわけですが,なんか私のブログはそういう罠と戦い続けているような気がします。

放射線絡みの話についても,様々な誤解やら偏見やら思い込みで間違ったイメージが蔓延してます。

電磁波についても騒がれ始めたきっかけは,マスコミの煽りでした。そして,エコナも似たような感じ。

ラウリル硫酸ナトリウムについての話も,一次情報がどこかでねじ曲がって宣伝に悪用されている状態。

それぞれ,何かしらの問題やハザードが存在する可能性が理論的にあるのは事実です。特に放射線絡みのハザードは非常に甚大なものが予想されます。でも,今現在放射線による汚染が広がっているのかと言えばそんなことはないわけす。三陸の海も青森の大地も今もきれいなままなわけですから,「青森県産品を食べたら死ぬ!」とか叫ぶのは,明らかにアウトなわけです。

もちろん「エコナを使っていたら,がんになる」なんて宣伝するのもアウトと認定されるでしょう。

世の中嘘をつかずに,間違ったイメージを植え付けるのに長けた人たちが非常に数多くいます。

先日の記事の著者も,嘘は言ってませんが,すべてのデータを紹介しないことでエコナが強い発がん性を持っているようなイメージを植え付けることに成功しました。

また,花王は1,3-DAGを主成分とすることで中性脂肪が合成されにくくなり,「太りにくくなる可能性がある」だけのものを,宣伝を上手に使うことで「エコナを使うとやせる」という間違ったイメージを植え付けるのに成功しました。

以前なら,この手の情報操作は操作の事実すら発覚することすらなく行われてきたわけですが,今はインターネットという非常に優れた情報検索ツールが存在します。意志と時間があれば,非常に多くの一次情報に接することが出来ます。多少の資金があれば,さらにその幅は広がります。

判断に何か迷いが生じたら,できるだけ一次情報に近い情報を探す。これだけで,ずいぶん騙されにくくなるんじゃないかと思います。

<追記>
経済の世界でも,同じようなことが起きてるんですね。と思わされたエントリ。

「弱者をダシに使って、自分がカネや権力を得る」というビジネスモデル(Zopeジャンキー日記)

このエントリで語られているのと同じ構図を理系な分野でやると,ああいう記事になるんだろうなと,すごく納得させられました。
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テーマ:今日のつぶやき - ジャンル:ブログ

雑談 | 18:42:26 | Trackback(0) | Comments(6)
コメント
電磁波に関していえば
このあたり(米国議会の公聴会)などが、公平なのではないでしょうか。
http://slashdot.jp/mobile/09/09/28/0720209.shtml
2009-10-06 火 19:06:06 | URL | でん [編集]
公聴会で保証されるのは発言者が宣誓していることまででしょう。
2009-10-07 水 17:02:14 | URL | 匿名希望 [編集]
Re: 電磁波に関していえば
でんさん,コメントありがとうございます。

> このあたり(米国議会の公聴会)などが、公平なのではないでしょうか。
> http://slashdot.jp/mobile/09/09/28/0720209.shtml

でんさんがどういう意味で「公平」だと思われたかが良くわからないのですが,公聴会で主張されたから正当な意見ではないかとお考えであるとすれば,それは決して公平な判断の結果では無いと主張したいと思います。

公平な判断が行われたかどうかは,公聴会で主張されたかどうかではなく,公聴会を聞いた人,つまり我々がどう判断するかということです。どのような主張がどのような場で行われようと,受け取る我々が公平な判断が出来るかどうかにかかってくるわけです。

一つの未知なる事象に対し複数の意見や解釈があるのは当然で,何がより確からしいのかどうかと言うのは,様々な方面から得られた証拠を科学的に検証することで初めてわかっていくわけです。ですから,こういった公聴会では電磁波に問題があるという結果が出ていると信じる人たちはそういう主張をし,そうではないという結果が出ていると信じる人たちは,そういう主張をしているだけにすぎないと思います。

そして,そういう議論の内容を,行われた場所がアメリカ議会の公聴会であろうと,その辺の場末の飲み屋での議論であろうと,真摯に内容を吟味し,同じ重みで客観的に受け止めることこそが,自分自身が公平な判断をするための第一歩ではないでしょうか?私はそういう風に考えています。

ただ,元のブログが公平に情報を扱っているから公平であると判断されていた場合については,まだ私の態度は保留とさせてください。何しろ,このブログを書かれた人がエコナの記事を書かれた人と同一のようですので,私の中のバイアスを払拭できているかどうかが心配です。それに,ここで紹介されている情報の真偽を判断するだけの情報をまだ集め切れていません。できるだけがんばって,早めに考えをまとめられるようにしたいと思います。
2009-10-07 水 18:40:28 | URL | ぷろどおむ [編集]
Re: 電磁波に関していえば
INTERPHONEスタディのとりまとめが行われる前に、一部の成果だけ取り上げることって「公平」なんでしょうか?
それじゃあ国際共同研究として取りまとめる意味がないように思うんですけど。
2009-10-07 水 20:35:29 | URL | mobanama [編集]
>なんだ、植田武智じゃないですか。

>彼は週刊金曜日出身の、不完全な情報で大企業を攻撃し消費者の不安を煽って売名をする典型的な「買ってはいけない」系のライターですよ。
>エコナの件ではDAG油の危険性を否定するデータを隠蔽して不安を煽っていただけだということがすでに各方面で指摘されていますし
>携帯電話の電磁波の危険を報じる記事でも「脳腫瘍リスクに有意差がみられなかった」と明記されている中立的な論文を元にした報告をねじまげて「10年使用で脳腫瘍リスク上昇」とセンセーショナルに書き立てた前科があります。

>また彼のネットでの主な言論の場となっているマイニュースジャパンでは間違いの指摘や反論などのコメントは悉く粛正されるという言論統制が実施されていますので、コメント欄は絶賛の嵐となっています。

>彼のこれまでの活動から考えると、今回の公聴会での報告をとりあげた記事も自説に都合のいい一面的な切り口である可能性が高いでしょう。




という逆の立場の文章も投稿されているslashdotはなるほど公平かもしれませんね。件の人物のblogより。
2009-10-08 木 11:52:33 | URL | 匿名希望 [編集]
「ケータイと同程度の電磁波でDNA損傷の研究公表を産業界が妨害」告発・爆弾証言(米国議会公聴会
http://ameblo.jp/kitakamakurakeitaing/entry-10360551692.html

だそうです。
2009-10-19 月 14:55:25 | URL | でん [編集]
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