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ぷろどおむ

Author:ぷろどおむ
元サッカー少年。今はしがない化学屋です。

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ホメオパシーとカルト
非常に興味深いエントリを読みました。

反社会カルトとしてのホメオパシー(地下生活者の手遊び)

うちのブログでは,これまでホメオパシーについて取り上げたことは無かったですが,子供の健康というか生命にダイレクトに影響してくるだけに,問題が根深いように思います。

効能を持つとされている薬効成分が瓶の中に1分子入っているかいないかレベルの超希釈溶液を薬と称してありがたがっているくらいなら大した害はないかもしれませんが,

小児疾患は子どもの成長に必要なワン・ステップであるという考えが最も合理的ではないでしょうか。

とか

「風疹は感染率が比較的高いので、どんな女の子にも本物の風疹に感染する機会があります。さらに風疹は、子供の体に殆ど害を与えることがないので、風疹にかかった子供はできるだけ多くの子供が本物の風疹に感染して信頼性の高い免疫が得られるよう、学校に送り込まれることが推奨されるべきです。」

というような主張は,危険極まりありません。

このような主張は,なまじ日本の医療が進んでそう簡単な病気で死ぬことはなくなった(若草物語でベスが生死の境をさまよい奇跡の生還を果たした猩紅熱も,今では単なる溶連菌感染症として抗生物質の服用だけで簡単に治る病気になりました)ために出てきてしまった「極めてのんきな主張」であるわけですが,こんな寝言を信じて適切な治療を行わなかったり,ただでさえ抵抗力の弱い子供をむやみに伝染病に感染させたりなんかしてしまったら,どんなことになるか想像に難くありません。現在ではそれほど怖れる必要はなくなったとはいえ,対処法を誤れば命に関わるのは風疹といえど同じです。感染をなるべく防ぐのは感染者の義務です。また風疹にかかった子を学校に送り込んだことで,万が一その子供経由で妊婦に感染してしまった場合,誰が責任をとるというのでしょう。

このようなのんきな主張が出来るようになったのは,まちがいなく現代の高度医療やワクチンなどに代表される予防医療の恩恵にあずかった結果です。その恩恵を最大限に受けながらもそれを忌避し,批判しているという彼らの態度は,いろいろな意味で何かを間違えていると思います。

原理的にただのオカルトとプラセボ効果以外の何者でもないホメオパシーですが,なぜか信奉する人が後を絶ちません。大切なお子さんの命と健康に何かが起きる前に,気がつけることを祈っております。
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テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術

気になる化学リスク | 16:33:08 | Trackback(1) | Comments(0)
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[医療][応答]「反社会カルトとしてのホメオパシー」関連に応答
ネタをはさんで、前々回のエントリへの応答といきますかにゃー しかし、応答すべきものがけっこうたくさんありますにゃー。まあ、ありがたいことにゃんが。 まず、トラバに応答 >予防接種の期待値 - Log of ROYGB 予防接種を受ける「個人」のメリットというと、各人の健康 2009-05-22 Fri 01:53:57 | 地下生活者の手遊び

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