■プロフィール

ぷろどおむ

Author:ぷろどおむ
元サッカー少年。今はしがない化学屋です。

■最近の記事
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリー
■FC2カウンター

■ブロとも申請フォーム
■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
英国がホメオパシーへの財政支援を廃止
スラッシュドット ジャパンに以下のような記事が掲載されていました。(以下,一部引用)

英国でホメオパシーへの財政支援を廃止

ホメオパシー治療はプラセボと変わらない効果しかないとして、英国民保険サービス (NHS: National Health Service) による財政支援の廃止を決定したそうだ (New Scientist の記事本家 /. 記事より) 。

議会の委員会が取りまとめた報告書によると、科学者らやホメオパシー医らへの調査や、その他科学的研究や調査などを検証した結果、ホメオパシー治療がプラセボ効果以上のものであるとする証拠はないと結論づけられたとのこと。このためホメオパシーは患者に処方されるべきではなく、医師による患者へのホメオパシー医の紹介や、ホメオパシー治療院への財政支援も廃止されるべきとの結論に達したそうだ。

委員会はまた、プラセボによる効果は患者が「効果がある」と信じているからであり、これには「一定の患者を騙す行為」が含まれており「インフォームド・チョイスと合致しない」とも指摘しているとのことだ。


チャールズ皇太子が入れ込んでいることで有名だったイギリスのホメオパシーですが,ごくごく順当な判断が成されることになったようです。

さて,この情勢を受けてイギリスでの採用を根拠のひとつとしてホメオパシーにも医療保健を適用させることを検討しはじめた動きに変化があると良いのですけどね。

実際私も肩こりがひどく,結構整体やカイロプラクティックなどに通っていたりするのですが,引っ越す度に相性の良い施術院を見つけるのにいつも苦労をしてます。いろいろ回る以外に見つける手段はないわけ何ですが,施術料金もそれなりのお値段しますので(^^; その辺を国がある程度保証してくれるというのは,正直ありがたいです。

先ほどの記事では「統合医療」という名前がついていましたが,いわゆる代替医療と呼ばれるものの中にも,これらのマッサージ関係とか,温泉医療とか,一定以上の効果が得られるものは混ざっているとは思います。が,正直効果があったとしても,その効果がなぜ発揮されているのかという理論的な部分については,ほとんどの場合でかなり胡散臭いのが大きな問題になってるんではないかと思います。

理論的にかなり曖昧というか強引で間違った解釈を行っているケースがほとんどであること,また先ほどの記事中でも書かれていたとおり『プラセボによる効果は患者が「効果がある」と信じているからであり、これには「一定の患者を騙す行為」が含まれており「インフォームド・チョイスと合致しない」とも指摘している』部分が悪質な業者だったり,インチキ療法だったりがまかり通る温床になっているわけですから,こういった面に関してはきっちりとした判断を行う必要があると思います。

以前エコナで話題にしていたトクホも,元々は効能を持たない「インチキ商品」を市場から駆逐することを目的として,一定以上の効能があることに対して国がお墨付きを与えるために出来た制度です。いわゆる代替医療に関しても,同様に国がお墨付きを与えると言う事は,一定以上の効果が期待できる施策なのではないかと思います。が,それによりホメオパシーのようなかなりあやういものまでお墨付きを与えられてしまったのでは,本末転倒も良いところです。

もし,本気で統合医療を保健医療に組み入れたいというのであれば,ぜひ「認められたものが出なくてもかまわない」位の気持ちを持った厳格な審査・対応を御願いしたいと思います。

スポンサーサイト

テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術

気になる化学リスク | 18:02:31 | Trackback(1) | Comments(0)
温暖化?寒冷化?
だいぶ間が空いてしまったのですが,その間にいつもコメントしてくださっているちぃさんから拍手コメントで質問をいただいておりました(^^;; 一ヶ月以上も放置する形になってしまってすいません。
ちょっと気になる記事があったので、ぷろどおむさんの範囲外かもしれないけど、意見を聞いてみたくてお聞きします。世界って、地球温暖化って言われてるけど、寒冷化なんですか?http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/2155593.htmlここのサイトに書いてありました。寒冷化だったなんて、そんな言葉もこのブログで始めてしりました。温暖化ビジネスで一儲けしてる人がいてるって・・。正確なことはわからなくてもいいので、ぷろどおむさんはこの記事を読んでどう思いますか?意見聞かせてください

はい,正直言って私の範囲外の話題です(^^; ということで,せっかくご信頼いただいてご質問をいただいたのですが,正直私が変な解説を入れるよりも,専門家の方々の見解をご紹介させていただいてお茶を濁した方が,よりよい理解に繋がるのではないかと思います。

ということで,おそらくこれに繋がる解説を一つご紹介。

ココが知りたい温暖化(国立環境研究所によるQ&A集)より,

Q.寒冷期と温暖期は定期的に繰り返しており、最近の温暖化傾向も自然のサイクルと見る方が科学的ではないのですか。また、もうすぐ次の寒冷期が来るのではありませんか。


こちらの解説によりますと,「日射量変動による将来の氷期が今後3万年以内に起こる確率は低いと予測されて」いるとのことで,この中で示されているグラフでも,最初のブログで指摘されていた「小氷期」はとうの昔に終了している様子が見て取れます。

また,巷には様々な温暖化懐疑論が流れていますが,そのような議論に対し温暖化問題の専門家が反論をしたものがこちらです。

地球温暖化懐疑論批判


批判の内容はすべてPDFでまとめられており,非常に濃い内容がコンパクトにまとめられています。もしご興味があるようでしたら,こちらにも一度目を通されることをお勧めします。

私自身としては,恥ずかしながら正直まだ判断を下せるほど理解が進んでいないというのが現状でして,いまだ勉強中と言ったところです。元ネタのブログの著者が批判されているとおり,排出権取引に代表される「温暖化ビジネス」には多少眉をひそめたくなる部分があるのは事実ですが,このままでは温暖化により引き起こされる被害が現実のものとなるのであるとすれば,どんな手段を用いても二酸化炭素の排出量を可能な限り急速に削減する努力が必要であり,そのモティベーションとしてビジネスとしての魅力が存在することは必要悪なのではないかと思います。

ただ,地球温暖化の原因が本当に人間が排出した二酸化炭素なのかどうかと言う議論は良く聞くのですが,今回ご紹介いただいたブログのようにこれから寒冷期がやってくる,と言う主張は,正直ほとんど聞いたことがありませんでした。残念ながらちょっと見つけきれなかったんですが,根拠は何なんでしょうね?ちょっと興味がわきます。

ただ,先ほどのQ&Aに掲載されていたグラフからもわかる通り,この100年ほどで平均気温が急激に上昇していることだけは紛れもない事実として認識したほうが良いようにも思います。

あと,多少蛇足気味ですが,いろんなところで聞こえてくる,平均気温の上昇の原因が本当に人類が排出した二酸化炭素なのかどうかという議論についてですが,実は私個人としての判断は保留してます。というか,あまり意味がないように感じています。

なぜなら,地球温暖化の原因が人為的な二酸化炭素排出ではなく,地球という自然環境のナチュラルなリズムによりもたらされている者である,と言う懐疑派の主張が真実であるというのであれば,我々人類がどうあがこうとまるで意味がありません。与えられた環境の変化に,全力で追随していくことしかできないでしょう。そして,この追随は人為的な影響による温暖化が収まるまでの間は,どちらにしろしなければならない作業です。

しかし,同じようにどうあがいてもいずれ化石燃料が枯渇するのも事実です。オイルサンドがどうこうとかいう話もありますが,単に普通に掘っているのも値上がりするんだから,多少コストがかかる採掘法でも採算が取れる,と言うだけの話であって,化石燃料が無限に続くことを保証しているわけではありません。この事を考えれば,これ以上化石燃料に依存した社会を維持することは出来ないわけですから,温暖化の原因が何であれ化石燃料の使用量削減は必須事項です。ですから,人為的な二酸化炭素排出により温暖化が引き起こされていようがいなかろうが,どちらにしても化石燃料の使用量を削減し,結果的に二酸化炭素の排出量も削減せざるを得ません。なので,私は地球温暖化がどうこう言う問題よりも,地球上の人たちの生活を確保するためのエネルギー源を,将来的にどのように確保し続けていくのかという問題の方が非常に重要だと考えています。

とにかく太陽光発電を始めとする自然エネルギーへの転換と,新たなエネルギー源の確保,それから以前もご紹介した二酸化炭素を炭素源として材料を創り出すC1化学関連の研究開発,及び大規模プラントの実用化は,急務です。

これらの活動は,すべて大きな経済構造の変革を必要とする大事業ばかりであり,すでに既得権を獲得している人たちにとっては大きな死活問題となり得る問題を数多く抱えています。もちろん,変革には大きなエネルギーが必要であり,うまくいく保証もありません。しかし,じり貧となることが確実な既得権を維持することに固執するのか,それとも生き残りをかけた変革に臨むのか。

おそらく一番大きな影響を受けるのは,もしかするとまだ産まれていない子供たちの世代かもしれません。しかし,どの方向に向かうかのチョイスは我々世代に任されてしまっています。

よりよい選択をするために,学ばなければいけないことはたくさんあります。しかし,選択するまでに残された時間はそう長くないように思います。

テーマ:環境・資源・エネルギー - ジャンル:政治・経済

雑談 | 10:23:17 | Trackback(0) | Comments(1)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。