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ぷろどおむ

Author:ぷろどおむ
元サッカー少年。今はしがない化学屋です。

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語る言葉が見つかりません……
「誤解を恐れず」とか言ってますが,どういう真意があってこういうことを語っているか,残念ながら私には全く理解が出来ません。

国対委員長に聞く 自民・大島氏「解散避けたかった」 民主・山岡氏「政治とは政局」

国民生活が非常に追いつめられた今の状態を早く良くしようと思うなら、一日でも早く政局にすることが野党の政治家の使命だ。だから政治というのは、一言で言えば政局そのものになる。誤解を恐れずに言えば、政局のために政策があるのであって、政策が優先であるかのごときは、国民生活とかけ離れた学者論議だね。



あれだけ騒いだ年金問題を,民主党は結局どうやって解決するつもりなのか。今後の国防政策,外交政策を大きく左右する自衛隊派遣問題の今後に対して民主党はどういうビジョンを持っているのか。ガソリン税を一般財源化することにはなったが,その使い道はどうするのか。消費税を民主党の言うとおり上げないとして,それと民主党の目指す(非常に消費税率が高いことでその財源をまかなっている)欧州型の福祉をどうやって両立するのか。官公庁の無駄が無駄がと言うか,どこの省庁でどの項目がどのくらいの金額無駄になっているのか。

このような質問には一切回答を示すことなく,審議拒否を繰り返してまともな議論から逃げ,財源的な根拠も出さずに耳障りの良い事ばかりを並べ,話題になりそうな事ばかりをつついて国政を混乱に陥れることが,まさか国民のためという深謀遠慮の結果だったとは。お偉い先生さまが考える事を我々一般庶民が理解するのは,非常に難しいようです。

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テーマ:政治・経済・時事問題 - ジャンル:政治・経済

雑談 | 13:20:30 | Trackback(0) | Comments(0)
本当にエコを気にするのであれば
樹脂製の箸などではなく,国産の間伐材を原料とした割り箸に切り替える方が上策だと思います。

すかいらーく、7月までに割りばし廃止、年間650トンのゴミ削減

すかいらーくグループは、これまで店舗で使用していた割りばしを廃止し、洗浄して繰り返し使用できる樹脂製のはしに順次切り替えると発表した。(後略)



そもそもプラスチック製の箸に切り替えるということは,化石燃料の使用量が増えることになります。洗浄コストも上がります。決して環境に優しいだけではありません。

現在多くの場面で利用されている中国製の割り箸が全くエコじゃない理由は,他の用途にも利用できるような大きな木から作り出しているのが主たる要因です。割り箸は本来,他の目的に使えないような小さく節だらけの間伐材を有効に利用できる方法はないかと言う発想,まさに「Mottainai」の精神そのものから産まれたものです。割り箸は,その本来の姿に戻れば,エコ商品の元祖とも言うべき存在のはずなのです。

現在国内の林業が壊滅目前の状態になっていることは皆さんご存じの通りですが,もしすかいらーくグループクラスの会社が率先して国内の間伐材を原料とした割り箸利用を開始すれば,林の手入れに必要不可欠な間引きに必要なコストが捻出されることになり,大きな助けとなります。

また,きちんと林の管理が出来れば,より二酸化炭素を吸収してくれる若木の成長が促進されることが大いに期待されます。森林はただ存在しているだけでは,二酸化炭素を回収してくれません。ある程度成長の進んだ木は伐採し,より成長する(=光合成活動が活発である)苗木を植林することが必要です。国産間伐材を利用した割り箸産業の復活には多少のタイムラグが生じるかもしれません。しかし,国内の割り箸産業が壊滅する原因となったのは,コストばかりを追い求めて大企業などが安い中国産ばかりを利用するようになったことです。ですから,本気で地球温暖化をはじめとしたエコを考えた,すかいらーくグループクラスの企業から定期的に需要が発生するのであれば,その復活もそう遠くないことでしょう。あるいはこのクラスの企業であれば,グループ内での生産も可能なのではないでしょうか。ぜひ検討していただきたいものです。

そして,使用済みの割り箸をゴミとして処分することは,焼却処理の際に必要なエネルギーのカーボンフリー率を上げることになります。国産間伐材を利用して作られた割り箸は,問答無用のカーボンフリーなバイオ燃料です。現在ダイオキシン騒ぎのためにより完全消却することを求められてしまった上に,高エネルギーを供給してくれたたプラスチックゴミが分別されてしまったために,各地の焼却処分場では重油を追加してゴミを焼却せざるを得ない状況になっています。この上,割り箸まで削減したのではエコとは正反対の方向に進んでしまいます。

単なるコスト削減の言い訳などではなく,本気で環境を考えてコストをかけるのであれば,イメージや短絡的な思いつき先行ではなく,よりマクロな視点での対応を望みたいものです。

テーマ:気になるニュース - ジャンル:ニュース

雑談 | 13:45:37 | Trackback(0) | Comments(0)
アクセス解析トラブル
先日から調子の悪かったFC2アクセス解析のメンテナンスが先週あったわけなんですが,それ以前はなんとか(解析遅延はあったものの)普通に使えていたのに,メンテナンス後は一切解析されないという困った自体に。

一応アナウンスはあったんですが,私のところはanalyser5サーバーで解析されているようなので,本来は対象外のはず。いったい何なんだろう?と試行錯誤した結果,今まではFC2ブログで書いたページは自動的に解析対象にされていたのですが,それぞれのページにタグを放り込まないと解析してくれないと言うことに気がつきました。

確かにこちらのページのアナウンスでは,

・「自動登録機能」の停止
 「解析ページの管理」にて解析ページを登録する方法に
 「自動登録」の機能がございますが、この「自動登録」機能を停止させて頂きます。
 今後は、「手動登録」のみご利用頂く事になります。


と書かれてはいるんですが,同時に

※メンテナンス前までに「自動登録」の機能により、アクセス解析が自動で
 登録した「解析対象ページ」につきましては、メンテナンス後も引き続きご利用頂けます。


とも書かれているので,微妙によくわかりません。

まぁ,とりあえずテンプレートの中に解析用のタグを入れ込むことで何とかなりそうな気配がしてますので,もうちょっと様子を見てみようかと思います。

テーマ:FC2 BLOG - ジャンル:ブログ

雑談 | 10:33:14 | Trackback(0) | Comments(0)
テンプレート変更
「なんかブログのレイアウトおかしくないですか?」というご意見をいただきました。

レイアウトが少し崩れているのは認識していたのですが,私が常用しているSafariのせいなんじゃないかと思いこんでおりまして(^^; でも,Windowsでもおかしく見えるんだったら,世の中の大多数の人がまともに見えてないんだな,と思いテンプレートを変更してみました。

あんまり見た目にこだわってないので,何となく選んだわけですが(ぉ もし見にくくなったなどの不都合がありましたら,またご意見ください。

テーマ:雑記 - ジャンル:ブログ

雑談 | 14:44:36 | Trackback(0) | Comments(0)
タミフルと異常行動の関連性
先日タバコ枠組み条約の話を書いたところ,興味を持ってくださった方が非常にたくさんいらっしゃったようで本当にありがとうございます。一応気をつけてはいるつもりですが,何か間違ったことを書いているようでしたら,遠慮無くご指摘いただければと思います。

さて,本日は今日報道されたこのニュースから。

タミフル:服用「異常行動出ず」…臨床試験の結果報告(毎日新聞)
(前略)心電図試験は20~51歳の健康な男性11人を対象に分析。タミフルと偽薬を服用した後の夜間心電図を比較したが、タミフルの影響は認められなかった。

 睡眠に関する試験は、服用後の異常行動が睡眠障害に似ているとの指摘を受けて実施。20~24歳の男性31人を対象に睡眠時の脳波などを調べたが、タミフル服用後の脳波の異常などは認められず、睡眠中の異常行動もなかったという。(後略)


もっとも,この試験を行ったのが中外製薬自身と言うことで,「こんな試験には意味がない」と叫ぶ人多数なんだろうな,と容易に想像できるところが非常に残念だったりします。

ですが,そもそもこのタミフル騒動自体が,科学的には本当に存在するのかどうかもわからない事象であることを,我々は知っておくべきだと思います。この問題は,現在のところ疫学的に有意であるのかどうか,そもそも問題が存在しているのかどうかすらまだ定まっていない話です。にも関わらず,いつものようにマスコミがセンセーショナルに騒いでいる,という一面があることにも我々は注意をする必要があります。

さらにいえば,タミフルは間違いなくインフルエンザに良く効く薬である」という揺るがしがたい事実をどう捉えるべきか,と言う問題があるわけです。

その辺りを考える上で参考となる資料に,過去十年間におけるインフルエンザ感染者数の統計というものがあります。

このグラフを見てみますと(微妙に見にくいのであれなんですが),いくつか興味深いポイントがあります。

タミフルによる異常行動の疑いが最初に大きく報道されたのは,2005年11月(元記事は検索できなかったので引用されているところをご紹介)のようですが,被害者の会結成が2006年7月,本格的に話題になったのが2006年の年末から2007年初頭にかけてで,厚生労働省が10代へのタミフル投与を見合わせるように指導したのが2007年の3月です。

実際には,厚労省の指導前からタミフルバッシングと言わんばかりの報道合戦が繰り広げられ,自発的にタミフルの投与を中止する医師や,拒否する親などがいたわけです。

そういう経緯を思い出してから先ほどのグラフを見ると,2007年分のグラフの形が他の年と比較すると非常に異なっている点が気になります。例年であれば1月から2月に来るはずのピークが,なぜか3月の終わり頃に来ており,タミフルの投与を見合わせる人たちの増加に伴っているのでは?と類推したくなってきます。また年末の感染者数増加の立ち上がりが,例年とは比較にならないくらい早くなっているのも2007年の特徴です。2007-2008シーズンの感染者数が結果的にそれほど増加しなかったことと合わせると,ちょっと興味深い動きです。

もっとも感染者数自体を見れば,タミフルが積極的に投与されていた2003年から2006年と比較しても比較的少ない方であったので,一概にタミフル非投与による悪影響という判断はしかねるわけですし,そもそもたった一年だけを見てどうこう言うのはあまりに無茶すぎる話なわけです。ですが,やはり気になる動きであるのも確かです。

個人的には,インフルエンザの感染力,インフルエンザ脳症に対するリスク,あるいは鳥インフルエンザ対策への影響などを考えると「ここでタミフルを悪役にしてどうするんだ!」と思ってしまいます。なので,この議論をする上では中立性を欠いている気がしないでもないのですが,そもそもまだはっきりとわかっていないインフルエンザ脳症の発症システムにも関連している話でもあります。ですから,単純にタミフルを悪者にすれば良いという話ではないことを十分理解した上で,議論すべき問題だと思います。

実際,この話で一番気になるのは「今シーズンは,インフルエンザ発症後異常行動を起こした子供はどのくらいいたのだろう」という点なのですが,どうだったのでしょうか。今年1月に書かれたこちらの記事によりますと

インフルエンザにかかった子供が突然不可解な言動を起こすことがある。こうした「異常行動」を起こす時間が数分以内と短く、これまで重視されてこなかった。

 しかし、2005年にインフルエンザ治療薬タミフルの副作用で生じる疑いが指摘され、注目が集まった。厚生労働省研究班が先月公表した患者約1万人の調査で、うわごとなど軽い異常行動まで含めると、インフルエンザと診断された子供の6~7人に1人の割合で起きていた。


とのことですが,今シーズン(2007-2008)はどうだったのでしょう?

もちろんタミフルだけが悪いのであれば,タミフルを禁止するだけで話は済むわけですが,タミフルだけを悪役にしてしまうことで別の原因が見過ごされ,「飲んでないから大丈夫」という油断を産んでしまうのでは意味がありません。また,ただの風邪とインフルエンザを同一視して「ちょっと酷い風邪と一緒だから薬なんか飲まなくてもいいんだ」などとしてしまっては,本末転倒も甚だしいわけです。

インフルエンザそのものと,異常行動による犠牲者が少しでも減らせるように,一日も早い詳細解明と,冷静な対応・判断が行われることを願っております。

テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術

気になる化学リスク | 17:33:38 | Trackback(0) | Comments(0)
タバコはなぜ迫害されるのか
最近,mixiの日記とかで書いたので,こちらの方にも一部追記・変更しつつ転載。

今ちまたで話題になっている「タバコ一箱千円」という話ですが,これはタスポの導入と共に,税収上昇という側面よりも,こちらのタバコの規制に関する世界保健機関枠組条約が発効したことにともなう処置と見た方が,理解が進むのではないかと思っています。

この条約の第6条にもありますが,価格操作を行うことでタバコの需要を減らすことは,条約の趣旨に添うことだとして肯定的な位置づけをされています。なので,本来の目的から考えれば,税収が上がろうが下がろうがどうでも良いのです。

また,高額商品とすることで,比較的所得が低いことが予想される未成年者の購入が抑制されることも期待されています。タスポも同様に,この条約第16条を遵守するための施策の一つです。

結局どういうことかというと,全世界的にたばこ屋は消滅させる方向に進むことで同意がなされ,日本もそれに同意しているのです。なので,たばこ屋が潰れていくのも,たばこが買いにくくなるのも,予定通りの結果であって,施策的には大成功なのです。

たとえ,喫煙者がどれだけ熱くタバコに対する愛を語ろうと,「タバコ産業は9兆円規模の大産業なんだ!」「我々は税金払ってるんだぞ!!」「タバコを吸うとストレス解消になるんだ!」といくら訴えても,残念ながら無関係です。日本政府がこの条約に調印し批准した以上,日本国民がそれに伴う施策を受け入れる方向で動くことが「国際的に求められ」てしまいます。国際条約に調印し批准すると言うことはそう言うことですし,法治国家の国民であると言うことはそう言う意味を持ちます。

もちろん政府側の方も,それほどひどい悪影響がでないようにソフトランディングの方向を模索してるようです。もちろん,このご時世でどこまで期待できるかは疑問ですが,それはあくまでも国内問題であって,この条約の関与するところではありません。なぜなら,そもそもこの条約の最終目的は「タバコ産業をこの世界から(できれば消滅するくらいに)削減させる」ことにあるわけですから。

「タバコが売れなくなる」「タバコが買いにくくなる」「喫煙しにくくなる」と文句を言われるような世の中こそが,この条約の描く未来図なのです。条約が求めているのは,このような未来予想図を実現するために政府や関連業界,各個人が努力し,発生した影響を甘受することであって,タバコ産業や喫煙者を保護することではありません。極端な言い方をすれば,タバコ産業を圧迫することにより発生する悪影響は,タバコが無くなることによって得られる健康的で清潔な環境と比較すれば,些細なこととみなされているのです。

このような条約が国際的に認められ,多数の国が調印・批准し(2008/4/23現在 署名国:168ヶ国,締約国:153ヶ国)発効しているような状況では,どうひいき目に見てもタバコ産業に未来はありません。なので,私としては政府のソフトランディング施策に乗っかりながら,禁煙するなり,別の業種に乗り換えるなりと言った方向で,今後を考えるのが上策だと思うのです。

それでも「どうしても反対したい」というのであれば,まず「税収が上がるとか下がる」とか,「タバコ産業が無くなったら路頭に迷う人が出る」とかいう論点は意味がない,と言うことだけは理解しましょう。本当に戦うべき相手は,政府ではなくて条約なのです。ここを間違えないようにしないとどうしようもありません。

ですから,どうしても反対したければ,国際的な信頼を損なうことを覚悟の上でこの国際条約への調印と批准を反故にするように政府に訴えるか,国際的にこの条約が無意味であることを訴えて,条約そのものの破棄を呼びかける以外にはありません。

ところでみなさん,紹介させていただいた条約の前文だけでもご覧になりましたか?

私の感覚で言うと,問答無用に近い,極めて強い論調で「タバコの存在そのもの」を否定している文章になっています。タバコを愛してやまない方々がこの文章を見たら,涙を流すか怒りに震えるかのどちらかでしょう。しかし,それと同時に,世界的な流れとしてこのような論調が肯定的に受け入れられているのだ,と言う事実をしっかりと見据え,その上でどう対応するかを考えなくてはいけません。

もし,まだお読みになられていないようであれば,かなり長くて読みにくい文章だとは思いますが,ぜひご一読ください。外務省が出している公式日本語訳はPDF書類でも取得できます。既存のタバコ産業を守りたいと思うのであれば,この条約と戦うことが絶対に必要になります。ですから,現状の施策に反対されている方ほど,この条約文を精読されることをお勧めします。

が,個人的には,喫煙者のみなさまには,そろそろあきらめて禁煙をはじめることをお勧めします。 喫煙と発ガン性の因果関係は,疫学において因果関係が認められたほぼ唯一と言っていいくらいの成功例です。ご自身の健康のため,余計な経済的損失を増やさないためにも,一日も早く禁煙治療を受け始めることをお勧めします。この禁煙クリニック一覧から出てくる病院であれば,健康保険も適用されるそうですから。

それにしても,こういう条約が存在して発効していることなんて,マスコミはほとんど説明しないんですよね。出てくるのは,「無駄遣いを止めないくせに,タバコを止められない喫煙者という弱者から搾取しようとする酷い政府」みたいな論調ばかりで,本当にあきれてしまいます。こういう側面からの理解無しにこの問題を理解するのなんて,不可能だと私は思うので,ぜひこういった側面についても解説していただきたいものです。

テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術

雑学 | 18:46:08 | Trackback(1) | Comments(27)
北風と太陽
このところ経皮毒関連の話が多かったのですが,久々に六ヶ所関連でコメントをいただいたので,お返事など。

さてさて,それは困りましたね。あのレベルの量が気になるとすると,海藻などはお召し上がりにならない方がよいかと思います。また,こちらのWebページをご覧になるとわかりますが,西日本や日本海沿岸にお住まいになるのも避けた方がよいと思います。

あと,他のエントリで書いていますが,海外旅行などは絶対にお避けになった方がよいと思いますし,自然変動するレベルは,六ヶ所再処理工場の影響よりもはるかに大きいですので,そちらの対策はいかがいたしましょうか。

ちなみにどの程度このブログの中を読んでいただけているかわかりませんが,低線量放射線の影響についての話は,こちらのエントリに詳しく書いてあります。また,似たような疑問を持たれた方への回答は,こちらのエントリにあげてあります。ので,ご興味があればご一読ください。

また,「十年は経たないと」というご指摘でしたが,六ヶ所再処理工場などとは比べものにならないくらいの放射性物質がばらまかれた瀬戸内海は,内海であるために拡散の度合いなどは太平洋よりも圧倒的に小さく,汚染された土壌などからある程度の期間継続的に供給されたであろう放射性物質の影響は,再処理工場や原子力発電所などからのものともそれほどひけは取らなかったと推測されるのですが,あの界隈で取れた水産物や農作物の影響で異常にガンなどが発生したという報告がありましたでしょうか。あなたは,広島産の牡蛎などは怖くて食べられませんか?

それに,そうやって青森県産品や三陸産水産物に対する風評被害を広げていくということが,どういうことかきちんと想像したことがありますか?

許容範囲を超えた異常値が出たわけでもないのに,そうやって無意味な不安感ばかり煽って売り上げが減少すれば,当然のように六ヶ所村近辺では村や個人の収入に対する補償金などの依存度が高まります。それは当然,再処理工場に「ノー」が言いにくい雰囲気を助長するだけにしかなりません。

生活が成り立たなくなり,故郷を離れる人が増えていったとしても,やってくるのは同じ結果です。人口が減り,税収が減れば,行政は補助金を目当てに原子力開発事業への依存度を高めていかざるを得なくなるでしょう。村や町には,故郷を捨てるに捨てられない老人たちばかりが残るんですから。

であれば,無意味な風評被害をばらまくことよりも,より積極的に青森県産品や三陸の水産物を購入し,あの地域の経済を活性化させ,貧乏につけ込んで補助金で言うことを効かせるような国の態度に「ノー」を言える体力をつけてもらった方が,反対運動のためには何百倍も効果的だと思いませんか?無意味な風評被害を与えて,どんどんあの地域を困窮に追い込むことよりも,国からの補助金なんかもらわなくても大丈夫な経済力を,あの地域が持てるような活動こそが,反対運動にふさわしいと思いませんか?

北風より太陽です。身内の中が盛り上がっているのだけを見て,全国的に反対運動が盛り上がっていると思ったら大間違いです。誰かを犠牲にして,自己満足を達成するなんて言う反対運動に,私は存在価値を認められません。あまつさえ,それで小金を稼いでいる連中なんて,その手の人たちが「利権にまみれている」と批判している連中と何が違うというのでしょうか。

本気で再処理工場を止めたいのであれば,発想を根本から転換すべきだと主ます。

テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術

気になる化学リスク | 11:11:41 | Trackback(0) | Comments(0)
書籍紹介「化学物質はなぜ嫌われるのか」
化学物質はなぜ嫌われるのか ~「化学物質」のニュースを読み解く化学物質はなぜ嫌われるのか ~「化学物質」のニュースを読み解く
(2008/06/25)
佐藤 健太郎

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以前「有機化学美術館へようこそ」という本を書かれた作者の方の二冊目の著書です。

著者のWebページ「有機化学美術館」でも数多く書かれているのですが,世の中からは悪役扱いされることの多い化学物質の真実の姿を最新の有機化学のトピックスを交えながら,非常にわかりやすく,そして美しい図柄を元に説明してくれています。

前著「有機化学美術館へようこそ」では,有機化合物のおもしろトピックみたいなものを中心に書かれていたため,今回書かれている社会的な部分についてはちょっと物足りない部分があったのですが,今回はその辺りを中心に書かれていると言うことでかなり期待しています。

もちろん私も早速予約しましたが,このブログに興味を持ってきてくださった方には,ぜひ読んでいただきたい一冊になると思います。

手元に届いたら,感想と共にもう一度紹介したいと思います。

テーマ:紹介したい本 - ジャンル:本・雑誌

本紹介 | 13:27:55 | Trackback(0) | Comments(0)
BSEの本場はアメリカでしたっけ??
なんてことは,ここのブログを読んでくださっている方には愚問なわけですが,どうも世の中を見ていると,本気でBSEの本場がアメリカだと思っている人がいるんじゃ無かろうかと思ってしまいそうになります。

特に,今BSE牛の問題で国がひっくり返りかねない大騒ぎになっている韓国では,そう思っている人が多いんじゃないかしら,と思ってしまったのがこの記事です。

ちょっと記事中の文章はいかがなものかと思うのですが,この記事によるとフランスやドイツでもデモを行っているようなんですが,以前にも出したこの統計によれば,フランスでは通算で984頭,ドイツでも通算で415頭のBSE牛が発生しています。

彼らは,普段フランス産やドイツ産の牛肉を食べていないんでしょうか??

もっとも,危険部位除去作業や30ヶ月以上か以下かについて無頓着であると批判されまくっているアメリカですら在米韓国人の皆さんがデモを行っているようなので,本当のところはあまり気にしていないのかもしれませんし,ベジタリアンだったりするのかもしれません。

あまりヒステリックに騒ぎすぎると,物事の本質がどこかに行ってしまうと言う良い例だと思います。


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気になる化学リスク | 17:55:07 | Trackback(0) | Comments(0)
タバコと肺ガンの新たな関係?
と言うほどのことでもないですが,面白いエントリがあったのでご紹介。

誰が「タバコと肺ガンは無関係だ」と言ったの?(NATROMの日記)


この辺は,以前書いた交絡バイアスの話とかをもう一度読んでいただくと,さらに味わい深いかも。

この手の話を聞く時に,どういった部分に注意しないと間違えて理解してしまうのかと言うことを考えるのに,とても適した題材だと思います。


テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術

気になる化学リスク | 14:25:45 | Trackback(0) | Comments(0)

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