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ぷろどおむ

Author:ぷろどおむ
元サッカー少年。今はしがない化学屋です。

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BSE牛が多い国は?
長々と放っておいてすいません。まずはリハビリと言うことで,今までの流れを無視してこんな話題から。

さて,最近になってなぜか韓国ではBSE牛絡みの話題でもちきりなそうですが,その手の議論をしている掲示板とかを見ていたら,

日本の牛からも以前、BSEに感染した牛が出たけれど,それ以降は聞かない。それなのにアメリカは何度もBSE牛を作ってしまうのはなぜなんだ?たるみすぎじゃないのか?



なんて発言を見かけまして,アレ??と思ったわけです。

BSEに関しては,以前にもエントリをあげていたので,比較的私としても興味のある話題ですから,早速統計データを調べに行ってみました。

世界の飼育牛におけるBSE発生報告数(動物衛生研究所)



えっと………,統計データから言えば

BSE牛を生み出し続けているのは,アメリカではなくて日本


ですね(^^;;;;

話が全然聞こえてこないのは,「マスコミが飽きたから」か,それ以外の理由だと思います。

まぁ,この手のことを言う人たちは「アメリカが正直に報告してるわけがない」とか言い出すのが常なのであれなんですが,普通はこの手の統計データが全てなわけです。しかも,アメリカで確定した二例については,当初から「履歴が怪しく,カナダ生まれの可能性がある」なんてことが言われていたわけですから以下略。

もちろんこの疑惑については,当初から眉につばつけて聞く人が多かったのでアレ何ですが,この統計データが真実(もしくは真実に近い)と見ると,そもそもの肉牛生産頭数から考えて,日本などで言われているように肉骨粉などの飼料に異常プリオンが混入していて……,なんて話があったとしたらもっと発見数が増えていてもおかしくないわけです,単純に考えれば。それにも関わらずBSE確定牛の数がこれだけ少ないですし,そもそもイギリスなどのヨーロッパへ渡航した経験のないアメリカ人が変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)で亡くなったという話も全く聞こえてこないわけです。

日本人以上に牛肉が大好きで,大量の牛肉を(しかも日本向けのような特別処理されていない牛肉を)消費しているんですから,vCJDと診断される患者が出てきてもおかしくないはずなのに,全然出てきていないのはなぜなんでしょうか。やっぱり隠されているんでしょうか???

この辺のことを考えると,このような統計データが出てきている背景には,徹底的にBSE牛の存在が隠されているか,

そもそもアメリカではBSE牛が生まれていない


かの二択になりそうな気がするわけなんですが……,みなさまはどうお考えになりますか?

もちろんアメリカと日本の検査態勢には大きな違いがある!とか,日本は全頭検査しているから見つかって当然!とかいろいろ意見はあるでしょうが,冒頭で述べたようなイメージが浸透している現状はどうしたものやら,と思うわけです。

まぁ,どちらにしてもBSE問題はとりたてて騒ぐ必要があるほど大きなリスクをもった問題ではない,と言うことは以前のエントリにも書いたとおりですので,隠されていたとしても私自身は特には気にならないので,あれなんですけどね(^^;

ただ,特定部位の除去だけはちゃんとやって欲しいと思いますので,この間未然に混入を発見し,即座に報告をした吉野家のような企業努力に対しては,大きな賛辞を送りたいと思います。

それにしても,こういうデータを見るにつけ,日本の消費者団体の人たちが騒ぎ出す基準がいったいどこにあるのだろう,という疑問がどんどん強くなっていきます。彼らが見ているものはいったい何なのでしょう?残念ながら,私には我々の安全というものが最重要視されているとは,とてもじゃないですが見えません。これは,とても残念なことだと思います。

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テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術

気になる化学リスク | 14:01:44 | Trackback(0) | Comments(0)
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